恋愛・結婚も、うまく行かない理由は人それぞれ・・・と、
思っているかもしれませんが、
全部共通してうまく行かない理由が存在しています。
それは、「相手に責任がある」と思っているところです。
相手に幸せを委ねすぎてる?
「彼が私を大切にしてくれないから」
「彼女が僕を蔑ろにするから」
と、相手のせいになっていることって多いんですよね。
出会いの段階、付き合っている段階、結婚生活の段階のどの時でもそうです。
最初から「相手に大切にしてもらおう」という気持ちが優先していて、
これが始まりで運良く結婚まで辿り着けても、
ずっと「私は大切にしてもらえているの?」と不安になり続けます。
相手と結婚までして、生活を一緒にしたとしても、
相手も自分も今まで通り「仕事して、家事をして、趣味を楽しんだり、友達や親と過ごす」という
自分の知らない時間がたくさんある中で生活していくんです。
自分1人で過ごす時間ももちろん発生します。
自分1人で家事や育児をすることもあり得ます。
相手に仕事などの正当な事情があって、1人にされた時、
相手に怒らないでいられますか?
うまくいかない理由
「私を幸せにしてよ」と思っている
先ほどからのとおり、「私を幸せにしてよ」と思っている限り
ずっとその欠乏感は埋まりません。
結婚したら、確かに公然の事実として
パートナーと認めてもらえることになりますが、
相手も自分も別の意思を持った他人であり、
お互いに何を考えているかは常に変わっていきます。
何年も一緒にいるつもりで結婚したのに
相手の気持ちや相手の態度に気持ちが左右されたのでは、
不安でしかないですよね。
付き合っている段階では
「結婚してる訳じゃないから、多少の欠乏感や淋しさは仕方がない」
と言い訳することもできますが、
結婚したら言い訳するものはなくなり、相手を責め始めます。
「旦那が〇〇してくれない」
「妻が〇〇してとうるさい」
と愚痴を漏らしている人を一度は聞いたことがあると思います。
欠乏感、不安感を埋めるために
つまり「私のことを大切にしている」という保証を求めて
そういった愚痴を言っているのです。
「私と一緒にいてくれるなら誰でもいい」と思っている
地味に見かけるパターンで、自覚がない人もいますが
「この人なら私を幸せにしてくれるかも」
「この人なら私と結婚してくれるかも」
「この人なら私にとって都合がいいかも」
と思って、恋人や結婚相手を探している人がいます。
ひどい場合には
「私と結婚してくれるなら誰でもいいです」と思っているかもしれません。
逆の立場で考えた時、
「私は私と結婚してくれるなら誰でもいいんですが、結婚してもらえますか?」
と言われたらどうでしょう?
「誰でもいいってことは、私じゃなくていいですよね」
って言いたくなりませんかね?
誰でも「あなたと一緒にいたいです」って思われたいじゃないですか。
「あなたがめっちゃタイプです」「めっちゃ好みです」とか言われたいでしょ?
別に理由はなんだって構わないけど
「あなたと(だから)結婚したい」って言われたいですよね。
なので、誰でもいいと思っている場合は、相手が遠ざかっていきます。
「私はまともなのに相手が悪い」と思っている
ダメンズや、厳しい女性のパートナーがいる人に多いです。
男性は面倒な女性と付き合う場合は割り切るか、さっさと逃げるので
付き合っている最中に悩んでいることはないかもしれませんが、
結婚後は離婚までに相当悩む男性の方が多い印象です。
ただ、付き合っている最中でも、結婚後でも、
「私は正しくて、相手が悪い」と思い込んでいる人は多いと思います。
たとえ相手が浮気したとか、相手が働かないとか、モラハラしていたとしてもです。
DVもそうではありますが、身の危険が大きいので、とりあえずは避難してください。
自分と相手との関係である以上、
やっぱりなんらかの影響を自分が与えた結果、
そういう困った出来事が起こっているんだなと思ってみてください。
そうでなければ、たくさんの異性の中で、
たまたま何度も同じような人に出会うわけがないですし、
何度も同じような人を選んでしまう、
あるいは同じような人にしてしまうわけがないんですよね。
「類は友を呼ぶ」というように、
何か自分にも理由があって同じような人を選んでいたり
理由があって同じような出来事を起こしているんだな、と考えてみると、
相手のせいにしたり、運任せにしなくなります。
相手や何かのせいにしないためには?
「相手のせいではないなら、今までのことは自分のせい?」
と思う人が多いかもしれません。
よく考えてみてください。
今まで何か怒られたこと、「あなたのせい」って言われたことは
本当に「あなた」が悪かったんでしょうか?
大抵は
- あなたの行動
- あなたの言葉
- あなたの考え
- あなたの思い込み
のような、「あなたの〇〇」ではなかったですか?
屁理屈みたいに感じる人もいるかもしれませんが、
本当に悪かったのは、あなたの中の一部分だけなんです。
とはいえ、行動や言葉が出てくるのは考えていることが元になっているので、
あなたが変えるべきなのは「思いの一部」です。
この思いを変えるためにはどうしたらいいのか、
また別記事で話します。
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